生産者紹介・黒嶽荘 生産者紹介・黒嶽荘

体験したことのない爽快感、良質な湧水だからできる炭酸そうめん

生産者紹介・黒嶽荘

阿蘇くじゅう国立公園、特別地域にある黒岳。その麓には白水鉱泉や男池など良質な湧水地があり、国内でも珍しい天然炭酸水を汲める場所として有名です。
その白水鉱泉を更に山奥へ進むと現れる「黒嶽荘」。ここでは全国でも珍しい湧水の炭酸水で食べる“そうめん”を味わうことができます。
黒嶽荘の歴史は60年以上、炭酸そうめんとそうめんに合うゆずごしょうを求め、夏場は多くの人が訪れる場所です。

ボウルに炭酸の湧水が汲み上がる
シュワシュワに付ける茹で立てそうめん

生産者紹介・黒嶽荘

黒嶽荘の2代目からはじまった炭酸水そうめん。
「ずっと美味しく食べられる方法はないか」と試行錯誤し、今のそうめん専用の座席ができたと言います。
座席には透明のボウルがずらりと並び、ひとつひとつのボウルに新鮮な炭酸水が湧き上がっています。
ボウルに茹で立てそうめんを浸すと、冷たさで麺が引き締まります。湧水にゆらゆらと揺れるそうめんは見ているだけでも涼しげです。

そうめんに合うゆずごしょうは、1年間蓋を開けずに熟成

生産者紹介・黒嶽荘

そうめんに合わせているのは、秋に材料を仕込み1年間熟成させたゆずごしょう。
時間を置くことで唐辛子の角が取れ、まろやかな風味に仕上がっています。
このゆずごしょうをそうめんに付けるようになると「家でも食べたいから売ってほしい」という声が多くなり、商品化に至ったのだそうです。
そうめんと合わせると、爽やかな香りが鼻に抜け、辛すぎないピリピリ感が食欲をそそります。
素材の味を高めてくれるゆずごしょうは、お刺身などにも合う逸品です。

無農薬の唐辛子を使い、ゆずごしょうの材料はすべて大分産

生産者紹介・黒嶽荘

黒嶽荘のゆずごしょうは、柚子・唐辛子ともに大分県のものを使用。唐辛子は無農薬で作られ、柚子も商品に合わせて収穫方法を変えているそうです。
「1年熟成ゆずごしょう」は青い柚子、「完熟ゆずごしょう」は木に付けたまま黄色くなるまで熟成させた柚子を使っています。
木なり完熟で採った柚子はフルーティー、赤い唐辛子との相乗効果でお肉にぴったりなゆずごしょうです。
ひとつひとつの材料と状態にこだわり、妥協せずに作る姿勢は、炭酸そうめんが生まれた時と同じ「美味しいものを届けたい」そんな思いと繋がっています。

生産者紹介・黒嶽荘

旅館 黒嶽荘 館主 江藤 光男

黒嶽荘は四季の移ろいが美しい場所です。夏は湧水のおかげで涼しく、天然炭酸水や山の幸を求めて多くのお客様が訪れます。
お客様から人気のゆずごしょうは、秋に皮むきから始まり、数トンの柚子を使って地元の方と作り上げています。炭酸水の冷たさを味わえるのは現地ならではですが、炭酸水そうめんセットやゆずごしょうで「黒嶽荘」の気分を少しでも味わってもらえると嬉しいです。

旅館 黒嶽荘

◆ 住所
大分県由布市庄内町阿蘇野2259-2
◆ 電話番号
097-585-1161
◆ 定休日
木曜日
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